3.【建物基礎比高】の計測
<概要>
対象 新築建物のお施主様
建築設計事務所様
ハウスメーカー様
建物基礎工事会社様
目的 建物傾斜・地盤沈下に関するお客様の不安感を軽減する。
方法 1.建物の不同沈下(不等沈下)の有無の判断および定量的計測。
(始期および必要時期に実施)
2.上記にかかる、長期間保存が期待できる「計測マーカー」の設置。
趣旨 建物引渡し期に、上記作業・計測を実施することにより、以下の
事柄が 期待できる。
① 後発的に建物傾斜の疑いが生じた場合に、同一基準点の比高を
再度計測し精度の高い「比較」を手軽に行うことが可能になる。
(定点観測ともいえます。)
※基礎コンクリートは水平に施工されているが、細部は若干の アラや凹凸等が生じており、水準器による計測は誤差が出
ることがある。
※同一基準点を観測ターゲットにすることにより、従来の方
法で水切りや軒先、を水平に順次レベル観測するより、得
られるデータが正確です。
② もしも、不同沈下が判明して、その修正工事を行う場合は、修
正量(持ち上げ量)を決定するための有効なデータとなりま す。
③ 修正工事業者様が独自の観測方法で施工する場合は、お施主様
またはハウスメーカー様等がお持ちになるセカンドオピニオン
にもなります。 (=修正工事の完成度の判断材料)
※ 建物の躯体は、ある種のモノコック(一体的構造)であ
り、通常大きくは変形しません。 しかし細部は若干
の(少ないが有意の)高さの違いがあります。
したがって、修正工事の目安として、建物の床が水平に
なるように修正するだけでなく、コンクリート基礎に設
置した計測マーカーどうしの位置関係が、結果として新
築当時と等しくなることがのぞましいといえます。
費用 一戸建て居宅 15万円~
小規模共同住宅 20万円~
中~大規模建物 別途ご相談
※ 上記は、表題登記を当所が同時受託した場合の価格です。
単体受託の場合は、 通常価格になります。
一戸建て居宅 20万円~
小規模共同住宅 25万円~
※ マーカー設置作業料、材料費、測量計測費、資料作成費、
資料・データ保存費、(打ち合わせ・納品費を含む)
納期 現場作業分の日数 :
一戸建て居宅 1日
小規模共同住宅 2日
中~大規模建物 別途ご相談
資料整理等の日数 :
一戸建て居宅 1日
小規模共同住宅 2日
中~大規模建物 別途ご相談
ほか 建築図面(敷地配置図、平面図、立面図、断面図など)
現況測量図
地積測量図
をお借りできると、作業がスムーズになります。
上記の内容にご興味をお持ちの方は、お問合せフォーム等から
詳細ページへのパスワード をご請求ください。
下図は、不同沈下したと思われる家屋の「基礎コンクリート天端」を測量し図化したものです。※モデルケース
画像をクリックすると、拡大図と簡単な説明が表示されます。